
CAPは1970年代にアメリカで
開発された予防教育プログラム
日本では『CAPセンター・JAPAN』が母体となり、1990年代以降、全国各地に広められていきました。
子どもの人権が尊重され、”子どもへのあらゆる暴力を許さない社会”を作ることをめざしています
【CAPの概要】
| CAPの成り立ち | CAPは1978年にアメリカ・オハイオ州コロンバスで誕生する。その背景には、当時のアメリカでは、児童虐待・性暴力・いじめなど、子どもへの暴力は深刻な社会問題であった。当時の対策は「事件が起きた後の対応」が中心で、子ども自身が暴力を防ぐ力を育てる視点が不足していた。心理学者・教育者・市民活動家たちが、「子どもは無力の存在ではない」、「知識とスキルがあれば、暴力から自分を守れる」という考えのもと、『予防教育プログラム』としてCAPを開発し、日本への導入は1990年代のこと。1995年にCAPセンター・JAPANが設立され、学校・保育園・地域へと広がった。 |
| 基本理念 | ①安心して生きる権利 ②自分のからだは自分のものという権利 ③困った時に助けを求める権利 |
| 目的 | 子どもがいじめ・虐待・性暴力・誘拐といった、あらゆる暴力から自分を守る力を身につけること、 同時に、大人(保護者・教師・地域)が『子どもの声を信じ』、『暴力を許さない環境』をつくることも重視している。 |
| 主な内容と方法 | ①子ども向けプログラム ・ロールプレイ(役割劇)を中心に進行 ・具体的な場面を想定して学ぶ【いじめが起きた時、嫌な触られ方をした時、知らない人に声をかけられた時】 ・学ぶスキル【「NO」と言う、その場から離れる、信頼できる大人に話す】 ②大人向けワークショップ ・子どもへの暴力の実態を学ぶ ・子どもへのSOSにどう対応するか ・「しつけ」と「暴力」の違いを考える |
| 特徴 | ・被害者を責めない ・恐怖を煽らない ・年齢・発達段階に応じた内容 ・参加型体験学習 ・子どもの人権を扱える内容 |
| 意義 | ・子どもの自己肯定感を育てる ・人権意識を高める ・暴力を許さない社会づくりにつながる |
| CAPプログラムの種類 | ①CAP就学前プログラム ②CAP小学生プログラム ③中学生暴力防止プログラム ④障がいのある子どもたちへのプログラム ⑤社会的擁護のもとに暮らす子どもへのCAPプログラム |
